民法

民法とは、社会共同生活を営む上でのルールの一つであり、日常生活における私人間の権利や義務の関係性について、一般的な原則を定める基本的な法律のことをいいます。

狭義の意味では、総則・物権・債権・親族・相続の5編からなる法の名称を持つ「民法典」のことをいいます。
この狭義の意味での民法のことを「形式的意義の民法」ともいいます。
また、広義の意味では、社会における私人間の関係を規律する私法の一般法のことをいいます。
この広義の意味での民法のことを「実質的意義の民法」ともいいます。

民法は全ての法律の基礎的な要素や、人間が日常的に使用する法律も多く、司法試験における民法では、「民法を制する者は司法試験を制する」と言われているほど、範囲も広く、重要度も高い法律といえます。

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